アマチュア作家の成り上がり執筆録

素人作家がどこまで高みに昇ることができるのか

【カクヨム】承認欲求の恐ろしさ

 2作を投稿し終え、思いもかけぬ反応に僕は完全に有頂天になっていました。
 それとともに、僕の中にもっと評価されたい、もっと読んでもらいたいという凄まじい承認欲求の渦が巻き起こってきました。しかし僕に残された作品は残り一作だけ。しかもそれはある賞に応募中であり、結果が出るまでは公開することができません。
 どうすることもできない僕は、人の作品を見てハートマークつけたり、★をつけたりしてましたが、それはひとえに自分の作品を見てもらいたい、たぶん、それだけの思いだけだったと思います。

 だが僕は、そういう状況に耐えられなくなりました。
 そして、見てもらいたいなら書けばいい。純粋にそう思ったんです。

 ただ、僕は素人で、これまで書いた作品ですら結構な期間をかけて書いたものでした。同じような長さの作品を書こうとすると、同じくらいの時間が掛かってしまうでしょう。

 だけど、そんな悠長に待っていられる余裕は、そのときの僕にはありませんでした。すぐにカクヨムに投稿して、すぐにでも評価してもらいたい。ただ、それだけが心を占めていたんです。

 僕は短編を書くことにしました。
 そして、どうせなら今の自分の心境を題材にしようと思いついたんです。
 もう、無我夢中で書きました。
 そしたら、一日で7千字足らずの作品ができあがりました。
 僕はそれを二日に分けて投稿しました。

 そして二日後、僕は信じられないものを見たんです。なんと通知欄が★の嵐だったんです。
 毎日、トップページの注目作品に載り、PVはうなぎのぼり、★もレビューもどんどん増えて、いつの間にか、僕の作品『カクヨムの天使』は週間ランキングの一位になっていました。
 結果、これまで全然知らない人にも読んでもらい、コメントももらい、レビューをもらい、一気に交際範囲が広まっていったのです。
 

アドバイスコーナー

 承認欲求……恐ろしいですね。でも、みなさんからいただいたコメントやおすすめレビューを見ると、みんなそう思ってるんだなあとしみじみ思ってしまいます。

 さて、今日のテーマは短編です。
 短編というのは、面白いかどうかは別として比較的書きやすいと思います。だって、極端な話、100文字作品だって短編です。
 でも、そんな作品であっても、カクヨムの中では作品の一つとしてカウントされます。
 当然、新着にも載るし、フォロワーの皆さんにも通知が行きます。そして、自分の作品一覧の棚が一つ埋まることになります。

 僕が思うに既存作を読んでもらうためにSNS使ってPRしたり、あまり関心がないのにお返し狙って他人の作品をあえて読むくらいなら、新しい作品を書いた方が自分をPRする可能性がぐっと広がりますよってことです。

 もちろん、作品の出来は大事です。
 ですが、僕たちはアマチュアです。別に、最初から完全な作品なんて期待してないし、そもそもそんな作品を書けるくらいなら、もっと別な次元で活躍していることでしょう。
 とにかく書く。そうすれば、何人かの目には届くでしょう。それはそれで新しい出会いが生まれるかもしれない。

 期待に反してあまり読まれなかったとしたら、それは何かが足りなかった、読者の心を掴めなかったという現実を知るということでもあり、それはそれでとても大事なことだと思います。

 まず、どんどん書いてみてはいかがでしょうか。
 ネタなんて、どこにでも転がってます。というか、カクヨムはネタの宝庫だと思います。人の作品でこのネタ面白いなっていうの結構ないですか? 僕はあります。それは、少なからず僕の作品の中で使わせてもらってます。
 そういう意味では、興味ある分野の他の人の作品を読むってのもまた面白いと思うんですよね。
 読者としてではなく、作者としての眼でなめまわすように見る。

 すいません、最近、僕はそんな感じで興味ある分野の面白そうな新作ばかり探しているので、僕のフォローは本当に無視してください。

 

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※ このエッセイは、かつて僕がカクヨムという投稿サイトで活動して際に書いたものを掲載していますので、現在の実態とそぐわないことがあるかもしれませんが、その点についてはご容赦ください。

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