アマチュア作家の成り上がり執筆録

素人作家がどこまで高みに昇ることができるのか

心に残る言葉 『I Have a Dream』(演説:マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)より

I have a dream that one day on the red hills of Georgia, the sons of former slaves and the sons of former slave owners will be able to sit down together at the table of brotherhood.I have a dream that one day even the state of Mississippi,…

心に残る言葉 『出師の表』(作:諸葛亮公明)より

臣亮りょう言す。 先帝創業未だ半ばならずし、中道に崩殂せり。 今 天下三分して、益州疲弊す。 此れ誠に危急存亡の秋ときなり。 然れども侍衛の臣、内に懈おこたらず、 忠志の士、身を外に亡わするるは、 蓋し先帝の殊遇を追いて、之を陛下に報いたてまつら…

心に残る言葉 『古今和歌集仮名序』(著:紀貫之)より

やまとうたは、人の心を種として、万よろずの言ことの葉とぞなれりける。世の中にある人、ことわざ繁しげきものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。 花に鳴く鶯、水に住む蛙の声を聞けば、生きとし生けるもの、いづれか歌を…

心に残る言葉 『蜘蛛の糸』(著:芥川龍之介)より

お釈迦様は極楽の蓮池のふちに立って、この一部始終をじっとみていらっしゃいましたが、やがて犍陀多かんだたが血の池の底へ石のように沈んでしまいますと、悲しそうなお顔をなさりながら、またぶらぶらお歩きになり始めました。自分ばかり地獄から抜け出そ…

心に残る言葉 『ツァラトゥストラはこう言った』(著:ニーチェ 訳:氷上英廣)より

「それにしても聖者は、森の中で何をしておられるのですか?」とツァラトゥストラはたずねた。 聖者は答えた。「わしは歌をつくって、それを歌う。歌をつくるとき、わしは笑い、泣き、唸る。こうしてわしは神を讃えるのだ。歌を歌い、泣き、笑い、唸ることに…

心に残る言葉 『史記』(著:司馬遷)より

或ひと曰く、「天道に親無し。常に善人に与す」と。 伯夷はくい・叔斉しゅくせいの若きは善人と謂いふべき者か非か。 仁を積み行ひの絜きこと此くの如くにして餓死せり。 且つ七十子の徒、仲尼ちゅうじは独り顔回がんかいを薦めて学を好むと為す。 然るに顔…

心に残る言葉 『人間失格』(著:太宰治)より

「しかし、お前の、女道楽もこのへんでよすんだね。これ以上は、世間が、ゆるさないからな」 世間とは、いったい、何の事でしょう。人間の複数でしょうか。どこに、その世間というものの実体があるのでしょう。けれども、何しろ、強く、きびしく、こわいもの…

心に残る言葉 『地蔵和讃』(作:空也 伝)より

これはこの世の事ならず 死出の山路の裾野なる 賽の河原の物語 聞くにつけても哀れなり 二つ三つや四つ五つ 十にも足らぬみどり子が 賽の河原に集まりて 父上恋し母恋し 恋し恋しと泣く声は この世の声とはこと変わり 悲しさ骨身を通すなり かのみどり子の所…

心に残る言葉 『門』(著:夏目漱石)より

「書物を読むのはごく悪うございます。有体に云うと、読書ほど修業の妨になるものは無いようです。私共でも、こうして碧巌へきがんなどを読みますが、自分の程度以上のところになると、まるで見当がつきません。それを好加減に揣摩しまする癖がつくと、それ…

心に残る言葉 『鬼平犯科帳(七 寒月六間掘)』(著:池波正太郎)より

「つまりは、人間というもの、生きて行くにもっとも大事なことは……たとえば、今朝の飯のうまさはどうだったとか、今日はひとつ、なんとか暇を見つけて、半刻か一刻を、ぶらりとおのれの好きな場所へ出かけ、好きな食物でも食べ、ぼんやりと酒など酌みながら……

心に残る言葉 『沖縄県民かく戦えり-第062016番電-』(発:大田実中将)より

「-左の電を、次官にご通報方、取り計らい得たし。沖縄県民の実情に関しては、県知事より報告せらるべきも、県にはすでに通信力なく、三十二軍司令部もまた通信の余力なしと認められるにつき、本職県知事よりの依頼を受けたるにあらざれど、現状を看過する…

心に残る言葉 『なめとこ山の熊』(著:宮沢賢治) より

いくら物価の安いときだって熊の毛皮二枚で二円はあんまり安いと誰でも思う。実に安いしあんまり安いことは小十郎でも知っている。けれどもどうして小十郎はそんな町の荒物屋なんかへでなしにほかの人へどしどし売れないか。それはなぜか大ていの人にはわか…

心に残る言葉 『隠された十字架 -法隆寺論-』(著:梅原猛)より

私はこの原稿を書きながら、恐ろしい気がする。人間というものが恐ろしいのである。仏様の頭に釘を刺し、しかもそれを何らかの技術的必要のように見せかけて、けろりとしている人間の心が恐ろしいのである。このような恐ろしいことなしに、政治は可能ではな…

心に残る言葉 『カラマーゾフの兄弟』(著:ドストエフスキー 訳:江川卓)より

「真理をあがなうために必要な苦しみの一定量が定まっているとして、その量を補うために子供たちの苦しみが必要だということになら、ぼくはあらかじめ断言しておくよ、一切の真理もそんな代償には値しないとね。要するにぼくは、例の母親に、自分の息子を犬…

心に残る言葉 『破戒』(著:島崎藤村)より

「これから将来、五年十年と経つて、稀に皆さんが小学校時代のことを考へて御覧なさる時に――あゝ、あの高等四年の教室で、瀬川といふ教員に習つたことが有つたツけ――あの穢多えたの教員が素性を告白けて、別離を述べて行く時に、正月になれば自分等と同じや…