アマチュア作家の成り上がり執筆録

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【カクヨム読まれない】「注目の作品」に載る条件の考察

 今日はカクヨムで書いている人にとって非常に関心の高い「注目の作品」コーナーへの掲載条件に関する考察をしてみたいと思います。

 読者にとって唯一の導線といってもいい「注目の作品」コーナー。
 ここに載る条件は、前日に★をもらうことというのが定説のようですが、カクヨムで1年ほど書いてきて、もう少し複雑な条件があるような気がしているので、今日は僕の仮説を述べてみたいと思います。

 まず、カクヨムには通常のデスクトップ画面と、スマホアプリ用の画面があると思います。
 通常の画面は、トップページにでかでかと注目の作品が11個並んでいるのは誰でも知っていると思います。とりわけ上の2つは大きいので相当インパクトありますよね。

 

 

 次にスマホ用のアプリは、トップ画面に注目の作品が4つ並びます。

 それとは別にジャンル別のタブがあって、そのジャンルの中で前の日に★をもらったものがランダムに表示されます。つまりスマホの方が注目の作品の掲載数が多いのです。

 ですが如何せん、スマホのデフォルト表示は総合になっているので、やはりそこに載らないとあまりリアクションはありません。逆に、そこに載るとリアクションが全然違います。

 僕はグーグルアナリティクスという解析ツールを使っていますが、たまたまそういう状態のときにグーグルアナリティクスを見ると、一気にアクセスが増えるのが分かります。

 いうことで、デスクトップ画面の方の注目の作品コーナーの上から4つに選ばれるとスマホでも取り上げられ大きくPVを伸ばすことができます。
 
 さてここからが問題なのですが、前日に★をもらっても注目の作品に載らない時があるような気がするのです。ここでもう少し詳しく言いますが、さっき言ったスマホのジャンル別の注目の作品には必ず載ります。でも通常の画面の注目の作品には載らないのです。だから当然、スマホの総合の注目の作品にも載りません。

 1日中見ていたわけでもないのではっきりとは分からないのですが、翌日のアクセス数を見ると明らかに何の変化もないときがあるんです。
 そりゃ、載ったからと言って見られるとは限らないよという声もあると思いますが、僕もある程度、経験を踏んでいるので、注目の作品に載る、つまりスマホの方の総合で紹介されるというのを何度となく体験していますが、そうなれば必ずPVが増えます。1話でやめてく人もいますが、その1話分のPVは増えます。
 ところが前日に★をもらったにもかかわらず、翌日のPVが0という状態のときがあるのです。

 で、僕の仮説なんですが、おそらくスタートして1週間、または完結して1週間は星さえもらえば無条件にトップページに掲載されます。
 ですが、それ以外の期間は★をもらっただけでは載らない、他に何か別な条件が加わらないと載らないような気がするのです。

 その条件ですが、それは初期ブーストに成功して、一定の読者を掴み、今後PVの増加が見込まれるというような、いわゆるカクヨムにとって都合のいい作品であるかどうかということのような気がするのです。

 前日にもらった★は数はあまり関係なくて、注目の作品にのっている作品の★の状況をみても、前の日一個というのも当然あります。だからなおさら不思議なのです。

 まあ、これは自分の僻目かもしれないので、本当にそうかは分かりませんが、たまたま昨日、拙作に読み専の方から★をいただきましたので、今日のPVやリアクションの有無を分析してみたいと思います。

 


 

 検証結果ですが、う~ん、どうでしょうか。PV0ではありませんでしたが、とても「注目の作品」に掲載されたとは思えない結果でした。

 ということで証拠が少し足りませんが、裁判官としては、以下のとおり判決を申し渡したいと思います。

 『カクヨムは、スタート直後と完結後の一定期間を除き、PVが伸びなさそうな作品やとうの昔に完結して大したPVも得られなかった古い作品は、前日に★をもらったとしても、通常のトップ画面の注目の作品には掲載しない!』

 まあおそらくフォロワー数とか、読み専(書かないで読むだけの人)さんの★の数とか、なんらかのフラグを立ててるんだと思います。そこらへんの細かい条件がよく分かりませんが、それ以上のことはどなたかにお任せしますので、僕と同様の疑問を持っている人は、自分の作品で分析してみてください。

 しかしそうなると、ほんとにマイナージャンルが浮かび上がることなど皆無と言えるでしょうね。まあ大雑把に言えば、★の数が100以下、フォロワー数も100以下のいわゆる、よくあるヒューマンドラマ系の作品が日の目をみることはないということかな。
 カクヨムからしたら、そんな作品、注目の作品に乗っけてもどうせ誰もみないし、枠の無駄使いってことなんでしょうね。

 夢のない話で申し訳ありませんが、これが僕がカクヨムで一年書いてきた経験から導き出した結論です。 

 

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※ このエッセイは、かつて僕がカクヨムという投稿サイトで活動して際に書いたものを掲載していますので、現在の実態とそぐわないことがあるかもしれませんが、その点についてはご容赦ください。

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