アマチュア作家の成り上がり執筆録

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【小説の書き方について考える】小説技法 ~恋愛要素~

 恋愛モノは人気ジャンルの一つでもあり、好きな人もたくさんいるだろう。
 僕的にはほとんど読んだことがないジャンルなので、それをどうこういうのも少し憚られるのだが、自分なりに思うところもあるので、今日はそれについて少し書いてみたい。

 まずそもそもなのだが、恋愛というのは、どんなジャンルであれ、というか人間がいる以上、必ずついて回るものだということである。
 ファンタジーだろうが、ミステリーだろうが、SFだろうが、たいてい恋愛要素があり、それがキャラの個性を強め、物語をさらに面白くしていることが多い。
 そう言う意味では恋愛ジャンルじゃなくとも、物語の中に恋愛要素を組み込んでいる人は相当いると思う。僕自身、物語の主だったキャラの中には必ず男女を入れるようにしている。それが恋愛に発展するかどうかは分からないが、常にそういう可能性を感じさせておきたいという意図があるからだ。

 だが、実は恋愛というのはある意味、物凄くテンプレ的なものであるともいえる。
 極端な話、恋愛と言うのはほとんど以下のような流れを進むのではないかと思う。

 出会う ⇒ 恋心をいだく ⇒ なんらかの意思表示(意図的な又は意図せず) ⇒ 結果が出る(振られるた場合は一つ前に戻るか、諦める) ⇒ 付き合う ⇒ そしてラスト(結婚、分かれる、死)

 つまり恋愛だけを書こうとすると、もの凄くテンプレ的なものしか書けないということになる。だからおそらく、恋愛ジャンルを書く人というのは、上記のテンプレ的な流れに相当独自色をつけて書き上げているのだと思う。
 だけど、その独自色をよほど強く出せる人でないと、恋愛だけで物語を書くのはとても難しいのではないかと感じる。

 僕は恋愛小説をほとんど読んだことがないし、映画もほとんど見たことがないので憶測にすぎないが、「ゴースト」とか「タイタニック」とかいわゆる恋愛の名作映画とか言われるものを考えても、恋愛どうこうよりも、シチュエーションに相当変化をつけているような気がする。
 ありえない展開の中での恋を描き、キャラたちの心情をさらに高め、読者、観客の感情をも強めている。

 

タイタニック

 

 そう言う意味では恋愛ジャンルを書きたいと言う人は、プロットを作るよりも、シチュエーションというか設定を考える力が必要じゃないかと思う。
 そうじゃないと、結局どれも、似たような展開、似たような話になってしまうんじゃないかと妙な心配までしてしまう。

 いやいやそれはお前の思い込みさ。恋愛はもっといろいろな書き方があるし、奥が深いよというのであれば、それはそれで大変結構なので、今日の僕の放言は忘れてください。

 だが一つ言えるのは、恋愛は現実という世界の中においてあらゆる人間が経験するドラマであり、だからこそいつの時代であっても関心が高く、共感されやすいんだと思う。

 いくらAIが進歩しようと、特定の相手とうまくいく方法なんて絶対に分からないと僕は思う。いつだって、恋愛は人間を悩ませ、恋愛に振り回されるんだろうと思う。
 だけど、だからこそ、人生は面白い。

 

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