アマチュア作家の面白い小説ブログ

素人作家がどこまで面白い小説を書くことができるか

カクヨムでの活動に疲れてしまいました

今日は、この方のコメントです。

「丁度カクヨムから少し離れようと思ってたところに、こちらのエッセイを発見いたしました。カクヨムライフは一年ほどですが、こちらのエッセイでも触れられていた通り、確かに投稿作品数は多いけどどれも承認欲求の塊のような作品が多すぎて、鬱陶しいくらい長いタイトルが占拠する代わり映えの無いランキングを毎回見るのにも疲れ、テンプレだけを踏襲した多様性の無い作品群が手を変え品を変えをしているだけの状況に違和感を感じてたところです。確かにロイヤルティプログラム導入後、空気が変わった気がしますね。初めて参加した去年のカクヨムコンでも、感想を書いてくれたら宣伝しますみたいなのに引っかかって(問題を起こし過ぎた方なのでカクヨムからは退会されたそうですが)無理やり感想書かされたりしたし⋯⋯。創作自体は続けますけど、カクヨムでの活動は私も疲れてしまいましたね」(Oさん)

 

 期待して、楽しもうと思って入ったのに疲れ果ててしまう。
 いったいどのくらいの人が、カクヨムに参加した当時のフレッシュな気持ちのままで書き続けているんでしょうね。
 たぶん大抵の人は、いろいろなことを体験し、少しづつ気持ちが変わっていくんだろうと思います。
 でも、僕はそれでいいと思います。
 カクヨムはただのきっかけに過ぎない。
 カクヨムに入ることが目的じゃないはず。
 小説を書くことが目的だったはず。
 カクヨムで楽しめなくなれば、別なフィールドに場を移したっていいと思うんです。
 自分に一番心地よい場を見つけて、楽しみながら書けばいいと思うんです。

 僕は別にカクヨムの相互扶助的な空気も否定はしません。
 仲間同士、助け合って、楽しみながら読み合うのもいいんじゃないですか。
 それはある意味、気の知れた文芸サークルに入ってるようなものでしょう。
 お互い助け合って、それで他の人にも読まれるチャンスが生まれるなら、そういうシステムをカクヨムが推奨しているのなら、それは否定されるべきものじゃないと思う。

 ただ、Oさんの言うように、それがまるで義務のように、仕事のようになるのでは、嫌になるのも当然かと思います。

 だから僕は何度も言うんですが、本当に気心のしれた方を見つけて、その仲間同士で切磋琢磨し、時には助け合って、カクヨムを楽しむのが一番いいんじゃないですかと。
 20や30くらいの★をもらって、今回はうまくできたんじゃない、ちょっと、あそこは直した方がいいんじゃないなんて語り合える場が一番、楽しいんじゃないんですかと。

 肝心なのは自分なんです。
 自分がそういう心持をもてるなら、カクヨムでだって十分楽しめると僕は思うんです。
 人は変わる。
 人の心は、マイナスにもプラスにも変えられるんです。
 どうせ変わるなら、プラスの感情の中で自分を道を探してみませんか。
 逃げるように辞めるのはもったいないと僕は思います。
 カクヨムで過ごした時間も大切な自分の時間です。
 それを全て否定することはない。

 僕のカクヨムライフもそろそろ終わりに近づいていますが、僕はカクヨムには感謝しかありません。カクヨムで体験したことが血肉になって、新たな自分の成長につながっています。
 僕はどうせ生きるなら、前を向いて歩きたい。
 今、新たな目標に向かって、どうにかこうにか頑張っています。
 皆さんも、どうぞ自分の時間を大切にしてください。

 

「カクヨム」に関するまとめ記事はこちら

※ このエッセイは、かつて僕がカクヨムという投稿サイトで活動していた際に書いたものを掲載していますので、現在の実態とそぐわないことがあるかもしれませんが、その点についてはご容赦ください。

 

TOP