アマチュア作家の面白い小説ブログ

素人作家がどこまで面白い小説を書くことができるか

【小説技法】現在の心境

 物語を書いている方々は、自分の作品を読み直したりするんですかね。

 僕はふと思い立つとつらつらと読んでしまう。しかも、完全に読者視点で。
 自分で書いたくせに、うるっときたり、勝手に盛り上がったりする。また過去にいただいたコメント見てほくそ笑んだり、そうなんだよと一人で頷いたりしているのである。

 以前も言ったが、自分が作ったキャラに自分が一番はまっているのである。
 もう、そのキャラが大好きなのである。
 それってどうなんだと思うかもしれないが、実際にそうなんだからしょうがない。

 だから僕はいずれ自分の書いた作品は全部書籍にして自分の家の本棚に大事に並べたいと思っているのだ。
 もちろん、金に糸目をつけず豪華な装丁のハードカバーにする。

 昔と違い、今ではアマチュアだろうがなんだろうが本を作れる。電子書籍なら、金をかけずに売ることさえできる。随分便利な時代になったものだと思う。
 まあ、それで食ってくのは大変だと思うが、もともと本が売れない時代だし、作家だけで食ってる人の方が少ないんだから、実はプロもアマもあまり大差ないのかもしれない。

 だいぶ前の記事で、3月の公募に出したいと書いたが、結局、出さなかった。ちょうどそのころ異動があって、昇任してしまい、それどころではなくなったからだ。

 現在は、たくさんの部下を率いて、いつくもの大きなプロジェクトを動かしている。仕事の責任は重いがやりがいは感じている。

 そんな僕の今の心境としては、これからの自分の未来として、作家、いわゆる物書きのプロとしての職業につきたいとは思っていない。物語を書くことは好きだが、金を得るための手段として書こうとは思わない。自分が好きな時に好きなペースで書いていきたい。これまで書いた物語、これから書いていこうという物語は、このブログにでも載せて、溜まったら、何か形に残るものにしようかと、そんな位にしか思っていない。

 カクヨムで書いていた頃、どうしてあんなに読まれたかったんだろうと不思議な気分になる。
 読んで欲しい、承認して欲しい、褒めて欲しい、たしかにそういう時期があったけど、いったいその先に何を見ていたんだろう。PV、フォロワー、★の数、そんな数字だけに振り回されていただけのように思う。でも結局、損得抜きでコメントくれた方たちとの交流だけが思い出として心に残る。

 そういう方々のおかげで僕は書くことについて自分なりの想いを持つことができたし、その想いをもって、今でも書き続けている。

 

書斎

 

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