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素人作家がどこまで面白い小説を書くことができるか

ボディタッチ攻撃

 男に対して、ごく自然にボディタッチをしてくる女性がいます。
 男の肩を叩いたり、腕を引っ張ったり、胸を体にあててきたり、物凄い至近距離で顔を覗き込んできたり。

 

ボディタッチ

 

 こういうことをする人に対しては、女性の中でも賛否両論あるでしょう。
 だが、この攻撃はとてつもなく強力です。
 まず大半の男は平常心ではいられません。
 例え、男の心に秘めた女性がいたとしても、いつ食えるか分からないキャビアより、牛丼でいいやとばかりに、バクっと食いついてしまいます。
 ところが、いざ食いつこうとすると、するりと逃げられる。
 えっ、俺に気があるんじゃなかったの! と男は夜な夜な煩悶することになります。

 女性の身を案じるので、声を大にして言いたい。
 男心を弄ぶのはやめてください!
 ほどほどにしないと、ストーカーになったり、いきなり襲い掛かられたりしますよ。

 ただ、このテクニック。
 使い方を間違えると、男の気持ちが離れる場合があるので要注意です。
 例えば以下のような場合は、ボディタッチ攻撃は使わない方が無難です。

 

 その一
 例えば、学校とか、飲み会とか、他にも人がいる場所で、他人にわざと見せつけるのが目的かのようにボディタッチをされると男はひきます。
 「なんだよ、うぜえなあ、くっつくなよ!」となります。
 ボディタッチ攻撃はさりげなく、人の目が離れた瞬間に行うのが最適です。
 このさりげなくってのが大事です。二人っきりのときにしても効果は半減します。だいたい、二人っきりで会える時点で目的は達成しているでしょう。
 他の人もいる日常の中で、ごく自然に行うからこそ、男はドキドキ感が倍増するのです。

 

 その二
 一度、与えてしまった男には過度にやらない方が無難です。
 男は、女性を射止めることにエネルギーの大半を使います。
 極端な男などは、女性のハートを射止めて一度エッチしちゃうと、もう飽きたと言って別な女性を狙い始めます。
 なので、既に与えてしまったとか、付き合ってる男に対しては、逆にボディタッチなどせずに、飢えさせておく方がいいです。
 男の方が、勝手に求めてきます。

 ……平日の早朝に、いったい何を書いてんだ、俺は……

 

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